
食品素材としてジェネシスが実際に使われている加工食品の一部をご紹介します。
惣菜類
乳化物ゲルができる『ジェネシス』を使うことで、油脂が分離しにくく、仕上がりがきれいな「ミートボール」ができ、製造の歩留まりも向上させることが可能になりました。また、その高い保水力で「照り焼きチキン」をよりジューシーに仕上げました。

デザート
ゼラチンにはない高い耐熱性により「ホットコーヒーゼリー」を作ることが可能になりました。さらに、『ジェネシス』の起泡性を利用することで、卵を使用しない「スポンジケーキ」もできました。

食肉・水産練り製品
「ロースハム」など、スライス製品につきものの身割れを容易に防止するので、スライス面が格段に美しくなり、自然な食感になりました。また、「カニあしかまぼこ」でも食感がアップし、きれいな白さに仕上がりました。

麺 類
『ジェネシス』の高いゲル化力・耐熱性により、「スパゲッティ」や「ラーメン」といった麺製品につきものの麺のびを長時間防止することが可能になりました。

冷凍食品
でん粉の老化を防止し、保水性を高めることから、冷凍食品の品質安定が可能になりました。「お好み焼き」はよりソフトでジューシーに、また、「天ぷら」の場合も、レンジの再加熱でカリカリ感を損なうことがありません。

健康食品
『ジェネシス』のゲル特性と消化特性を利用することで、皮膜厚を薄くしても強固で、かつ口中では溶けにくいが胃では速やかに消化できる新規な「ソフトカプセル」ができました。さらに、カプセル同士の接着を防止しすることに成功しました。

メイン素材のタンパク質

加工食品の補助的な素材として用いられるだけだったタンパク質。私たちは、タンパク質そのものの形を変えればメイン素材として使うことができるのではないかと考え、乳清タンパク質を改質するSLAWP(スラップ)という新技術を開発。これによって、従来の乳清タンパク質やその他の素材にはなかった特性と機能性を持つ夢のタンパク質『ジェネシス』を誕生させました。
『ジェネシス』の基本製法技術と応用技術は世界20数カ国で特許を取得しました。
『ジェネシス』はタンパク質の常識を一新させる特性と機能性を持っています。
『ジェネシス』の主な機能特性
機能特性 | 特 徴 | |
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ゲル特性 |
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ゾル特性 |
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液特性 |
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界面特性 |
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栄養特性 |
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その他 |
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エコロジー |
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『ジェネシス』 ラインナップ
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